X-6号、僕は忘れないよ。ジュラル星人の中にも君みたいな敵がいたことを

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X-6号、僕は忘れないよ。ジュラル星人の中にも君みたいな敵がいたことを」とは、第8話「ジュラル星人X-6号」における泉研のセリフである。

概要[編集 | ソースを編集]

スケッチをしていた研を殺そうと、人間に化け接近したX-6号は、逆に研に助けられてしまう。それに対して仕打ちを受け、再度研を殺すよう命じられる。しかし研に恩を感じたX-6号は、結局研を殺せなかった。そして裏切り者として仲間たちの手によって始末されてしまった。後に研はX-6号と出会った場所を再び訪れ、このセリフを口にした。

研からすればジュラル星人は憎い存在である。今回のX-6号も、人間のなりをしていたからこそ研は助けたのである(ジュラル星人の姿のままだったらこうはならなかった)。

しかしX-6号は単に人間のなりをしていただけではなく、人間は普通に持ちジュラル星人は「とうの昔に忘れた筈」のものも残っていた。研は「敵」としながらも、冷酷無情なだけではなかったX-6号に理解を示し、その死を悼んだのである。

なお、「X-6号、忘れないよ。ジュラル星人という敵の中にも君みたいなのがいたことを」とすれば意味は通る。恐らく、この作品によくある「おかしな日本語」の一種であろう。

ちなみに、研はその後キャロンバリカンたちに呼ばれ、退院祝いの御馳走が待つ家に笑顔で帰った。