ジュラル星人

提供:チャージマン研!Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

ジュラル星人( - せいじん、英:Juralians[1])とは、「チャージマン研!」に登場するキャラクターである。

概要[編集 | ソースを編集]

一般的なジュラル星人の姿

自分たちの住んでいるジュラル星に代わる新天地を求め、地球を侵略しにやってきた宇宙人。

全身赤茶色で、胸に的のような模様がある。触手状の手足を持ち、鞭のような武器として使用できる他、意外に器用で機械や拳銃を扱うことも可能。顔の一つ目から緑色の光線を放ち[2]、物体を溶解・消滅させる。作中での地球人との比較から、身長は約2~3メートル程度あるようである。

水深数百メートル以上はあろう海中でも特に装備をせず地上と同様に行動できる。会話も問題なく行える。泳ぎも非常にうまい。

戦闘においては素手で戦うことが多い。一般の地球人や警備ロボット程度ならその身体能力と怪光線とで圧倒できる。

地球人に化けることができ、星くんよし子さんのように日頃から地球人に紛れて生活している者も多い。地球人に化けたジュラル星人があらゆる手段を使ってに接近するというのが、『チャージマン研!』のエピソードのパターンの一つとなっている。

未来の地球よりもさらに500年進んだ科学力を持っているらしいが、作中ではそれを見せつけるような描写は少ない。第3話「蝶の大群が舞う」中の台詞からして、すでに2024年頃には地球に到着していたようだ[3]

地球侵略の作戦は総じて回りくどく、その割に変な所に手が込んでいることも多い。研の自宅を知りつつも直接攻撃する事は(アニメでは)最後まで無く、罠にかけて殺すことにやたら執着して命を狙い続ける。しかし、最終話「勝利!チャージマン研」では地球各地を総攻撃し莫大な被害を与えた。「最初からそうしろよ」とツッコみたくなるが、恐らくジュラル星人にはジュラル星人並の考えがあるのだろう(多分)。

また、作戦に利用するためとはいえ、回りくどさゆえにどう考えても人助けとしか思えない行動につながることもあり、ジュラル聖人と呼ばれることもある。「地球を侵略しようとしていつも回りくどい作戦を実行しては人間に阻止される悪役」という役回りは、「ケロロ軍曹」の先駆けとも言える。

悪役でありながらも仲間(同族)意識が非常に強い一面を持ち、多くのジュラル星人を始末してきた研に対しても恨み言の様に語ったり、取引相手のジュラル星人を騙し討ちで殺害した山村博士を仲間の敵討ちと言わんばかりに追い詰めたり、金の為に人類の命すら何とも思わない白ダブルスーツ男には「お前みたいな人間は真っ先に消えろ!」と言い放つ。魔王に至っては自分よりも仲間の避難を優先していたりする。ジュラル星人同士、非常に硬い絆で結ばれている様である。感情は忘れた筈じゃなかったのか?

しかし仲間意識が強すぎる故か、裏切りは絶対に許されない様である。たとえ同じ仲間であっても、地球人に味方した者には厳しい制裁も辞さない。研に助けられたがゆえに研を殺すことができなかったX-6号や、地球人に理解を示していたJ-7号のように、仲間の手によって始末されてしまうこともある。

銃で何発撃たれても平気な一方、第30話「塔上のキャロンを救え!」で頭上から落ちてきた鉄骨に潰されたり、塔の上から転落した時は耐えきれず死んでしまった。また、アルファガンにも弱く、たった一撃で消滅してしまう。

鏡やカメラのファインダーには写らない。第63話「殺人ボクサーを倒せ!」では、カメラマンがリング脇からタイガー・Mを撮ろうとした際、タイガー・Mがファインダーに映らないことに驚いたことから、彼がジュラル星人であるとわかった。カメラに写らないならば、なぜロボットであるバリカンは視認できるのかは不明だが、カメラとロボットの視覚装置では機構が別なのかもしれない。

悪役一辺倒ではなく、良い宇宙人なのではないかとすら思える善良な言動や、地球征服のための涙ぐましい努力などが数多くのチャーケニストたちの共感を呼んでいる。旧wikiの人気キャラ投票所では研が831票に対し、ジュラル星人(名無し)は5601票と大差が付けられ(2017年7月現在)、MAD動画などでジュラル星人が「応援、ありがとー!!」と言うと「 してるーよ! 」といった研に対するものとは全く逆のコメントが散見される。


個体名は「(アルファベット1文字)-(数字)号」でほぼ統一されている。男性に化ける個体は「J-○○号」、女性に化ける個体は「X-○○号」であることがほとんど。一方でK-11号のように別のアルファベットを冠する個体や、101号のようにアルファベットが無い(或いは不明な)個体も存在する。

冒険王コミカライズ版[編集 | ソースを編集]

雑誌『冒険王』掲載のコミカライズ版では、火に弱いという設定が語られた。また、人間に変身するシーンは無い。 擬態能力を持った他の異星人を利用した事から、変身能力自体を持っていない可能性もある。

アニメのように作戦の回りくどさはあまり感じられず、最終話では泉家を直接攻撃する。また、リリーを騙して利用し、その後家族ごと始末するといった本物の悪役らしい一面を見せる。

M.U.G.E.N[編集 | ソースを編集]

フリーのパーソナルコンピュータ用2D格闘ゲームエンジン「M.U.G.E.N」にて主人公である研を差し置いてキャラクターが制作された。

長い手足や光線等を駆使して戦い、原作とは違って結構強い。 サポートキャラクターとして星くんサンダナパレス・アグリアスも登場する。 回りくどさも再現している為、一部の必殺技の発生が非常に遅く、 特に敵味方無差別にダメージを与える技「頭の中にダイナマイト」は発生に約30秒もかかる。 ちなみに、対戦に勝利すると画面手前からアルファガンで撃ち殺される。 詳しくはこっちのwikiの当該ページを参照。 よくもこんなキチガイページを!

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 北米版DVDより。
  2. 第1話では胸部の的模様の中心から黄色の光線を放っていた。
  3. 人食い蝶を世話するジュラル星人のセリフより。