記憶を無くした少女

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記憶を無くした少女はチャージマン研!第26話である。

本編

登場人物

あらすじ

車を飛ばして家路を急ぐパパとママ。そこに女の子が飛び出してきた。急ブレーキをかけるが間に合わず、女の子は車にはねられてしまう。

ところ変わって研の家。ベットに寝かされる女の子。「もう大丈夫だよ」とパパ。地方警察に出向いてくるという。目が覚める女の子。彼女は事故のショックで記憶喪失に陥ってしまったようだった。パパは地方警察に掛け合い、新聞やテレビに写真を出してもらった。彼女の家族から連絡が来るまで、彼女を預かることに。これを研とバリカンは快諾した。

後日、宇宙ステーションへ遊びに行く研、キャロン、バリカン、そして女の子。名前がないのは不便なため、キャロンは女の子に「ナオコちゃん」と名付けた。カプセル型観覧車に乗るナオコと研。その様子を望遠鏡で覗くキャロン。しかし望遠鏡を覗くとナオコの姿だけない。バリカンが覗くと、まさに豹変したナオコが研を襲うところだった。ナオコの正体はジュラル星人だったのである。研の首を絞め、カプセルから落とそうとするナオコ。カプセルから落ちそうになる研。何とかカプセルにしがみつく研。変身する。

襲いかかろうとするナオコ。それをかわす研。ナオコはカプセルから転落。地面に叩き付けられ炎上する。

車で迎えに来たパパ。「そうと分かっていれば、あの時…」「あなたもう交通事故はこりごりよ」とママ。手段を選ばないジュラル星人に対し決意を新たにする研であった。

概要

設定崩回。そして着色が安定しない作画崩回。まあ、珍しくも何ともないが。

車で轢いてしまった少女を抱き起こして大丈夫かいと問いかけるパパ。当然車で轢いてしまった人をむやみに動かすのは危険である。お前医者だろう。まあ、ママも忘れるぐらいだからしょうがない。あまつさえ少女を自宅へ連れ帰り介抱した後警察に連絡するパパ。まずは救急車を呼んで警察へ連絡だろう。自宅へ連れ帰るなど言語道断である。だいぶ遅いとは言え、一応地方警察へ連絡しているだけマシだろうか。ただその後パパに何の処分も言い渡されていないところを見ると、何らかの隠蔽工作を行ったかこの地方警察が無能なのだろう。この無能さを指して「痴呆警察」と呼ばれたりもする。

パパが出て行った後少女は目を覚ました。研は轢いたことを謝罪するのだがその言葉が「ごめんねー、僕のパパが君を車で轢いちゃってー」と、この上なく軽い。

子供宇宙ステーションに遊びに来た研たち。研とナオコちゃんは観覧車のようなアトラクションに乗り、キャロンとバリカンは望遠鏡で研たちを覗いている。しかし望遠鏡には研の姿しか映らず不思議がるキャロン。なかなか順番を変わってくれないことに業を煮やしたバリカンは無理矢理望遠鏡を覗く。するとそこには今にも研に襲い掛からんとするナオコの姿が!

ちょっと待て

チャー研に設定崩壊は数多くあれど、わずか十数秒で設定崩壊は流石にこの回だけだろう。(赤い光線がありました)ジュラル星人は鏡やレンズに映らないという設定を守ったがために……誰かおかしいと気づいて指摘するスタッフはいなかったのだろうか。

ナオコに化けたジュラル星人が研に襲い掛かると何故かカプセル型観覧車のふたが取れる。ふたが取れる様子はちゃんと描写されている。が、勝手に取れたように見え、何故取れたかは分からない。 ちなみにこの時ありがたくないパンモロが拝める。 ジュラル星人に襲われた研はバランスを崩し落ちてしま…ったかに見えたが寸でのところで観覧車の縁につかまる。 しかし縁をつかんだのは右手であったはずなのに次のシーンでは左手でつかまっている。 何とか上ろうとする研だがジュラル星人は研の手を踏みつけ落とそうとする。 その後のシーンは研の顔のアップなので落とされたのか踏みつけられたままなのかははっきりしないが、いずれにせよ研はチャージキャンセルして変装する。 変装した研は足のブースターを使って観覧車まで戻りジュラル星人と対峙する。 ジュラル星人は「見破られては仕方無い」と言って襲い掛かるが研は何もしていない。正体を現したのは自分からである。 ジュラル星人は研に攻撃を仕掛けるが避けられ、勢い余って観覧車から落下。そして何故か爆発炎上。 ……と、戦闘シーンは突っ込みどころが満載である。

場面は変わり迎えに来たパパの車で帰宅中、研はあの少女がジュラル星人だったことを告げる。 「そうか、あの少女がジュラル星人だったとはな。そうと分かっていれば、あの時…」 何をするつもりだ。

ちなみにパパが「新聞やテレビに写真を出してもらったから~」と言ってるが、後に少女の正体がジュラル星人だったことを踏まえると設定が矛盾しているのである。どうやって写した? もっともパパが皆を安心させるためだけの言葉だったのかもしれないが…。

台詞

ママ「キャロンとバリカン、おとなしく留守番してたかしら?」
パパ「うん、急ごう」
パパ・ママ「アー」
ナオコ「アーーー」
パパ「君!」
「おい、大丈夫かい!大丈夫かい!君!」
ママ「しっかりするのよ」

「パパ、この子、助かるの?」
パパ「ああ、もう大丈夫だよ。とにかく私はこれから地区警察に行ってくるからね」
「じゃあ、後は頼んだよ」
ママ「ええ」
「あっ」
ナオコ「うーーーんあっ」
ママ「あっ気がついたのね」
キャロン「よかった」
ナオコ「ここは一体どこ?」
キャロン「あたしのおうちよ、心配しないで!」
ごめんねー、僕のパパが君を車で轢いちゃってー
ナオコ「車で…私を車で轢いたの…?」
キャロン「お名前なんていうの?」
ナオコ「あたし名前…」
「君、どこの学校?」
ナオコ「学校…」
ママ「これ研にキャロン、まだ本調子じゃないんだからダメよ。さあ、心配しないでもう少しお休みなさい」
「さあ、静かに。私達は向こうの部屋に行ってましょ」

パパ「車にぶつかった時のショックで、あの子は完全に記憶喪失にかかってしまったんだよ」
「ええ!?じゃあ自分の名前も住んでいる家も、みんな忘れてしまったの?」
パパ「うん。地方警察の協力で、新聞やテレビにも写真を出してもらったから」
「その内、あの子の家族から連絡があると思うのだがなあ」
ママ「だからその間、あの子にこのうちに住んでもらおうと思ってパパと決めたのよ」
「うんそれはいいや!な?バリカン!」
バリカン「いいですとも!」

ママ「行ってらっしゃい」
研・キャロン・バリカン「行ってきます」
パパ「研、みんなを頼んだよ」
「任しといて!宇宙ステーションに行ったらキャロンとこの子…あーそうだ」
キャロン「名前がわかんなくて不便ね。えっとそうだわ『ナオコ』ちゃんっていうのはどう?」
ナオコ「うんうん」
ママ「早くあの子の記憶が戻ればいいわね」
パパ「ああ…」

「うっひゃあすげえなあ~」
ナオコ「ウフフ」

「ナオコちゃん、あんなに小さく見えるよ」
「おーーーい」

バリカン「キャロンずるいよ!」
「早く僕にも見せてよ!」
キャロン「待ってよ今お兄ちゃん達を探してるの」
「見つけたわ!あれ?でもナオコちゃんがいないわ」
バリカン「あんな嘘ついて!ちゃんと二人仲良くいるじゃありませんか!」
キャロン「あれ~ほんとだわ!」

「ナオコちゃん、ほら見てごらんよねえ?キャロンとバリカンだろ?」
バリカン「あんな事ばっか言って自分ばっか見てるなんてずるいよ!もう……エイッ!」
キャロン「アン!」

バリカン「た、大変だ、あれはジュラル星人だ!」
キャロン「なんですって!? お兄ちゃーん!」
バリカン「た、たた大変だ!」

「キャロンとバリカンだよ、ネ!」
ナオコ「あ~」
「あ~あ~何をするんだ!あ~離せ~!離せ~!ア゛~~!」
キャロン「お兄ちゃん、ジュラル星人よ~」
バリカン「研!」
「くそ~離せ~!ちくしょう!アー……」
「アーーー!」

バリカン・キャロン「アーーーー」

「くそ~、うぅ……」
「負けるもんか! ア゛ッ!」

チャージングGO!!

「えーーーい!」
「ジュラル星人め!」
ナオコ「くそー見破られては仕方ない!」
「アーー」
ナオコ「アア゛ーーーーー……」

キャロン「お兄ちゃん」
バリカン「研」
「おーい」

パパ「そうか、あの少女がジュラル星人だったとはな。そうと分かっていれば、あの時…
ママ「あなた もう交通事故は懲り懲りよ~」
パパ「ん?そうだな」
研・キャロン・バリカン「ヘヘヘハハハ」
(どこまでも卑怯なジュラル星人め。いつでも来い。僕が正々堂々と戦い、地球の平和を守ってみせるぞ!)

影響を与えた主な作品リスト

  • ファイナルファンタジーIV
  • せがた三四郎・ボンバーマン編(頭から落下して爆発炎上するオチ)