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「美術館の怪!」はチャージマン研! 第15話。放映順とDVD収録順が同じという珍しい回でもある。  
「美術館の怪!」はチャージマン研! 第15話。放映順とDVD収録順が同じという珍しい回でもある。  
== 登場人物 ==
 
= 本編 =
<youtube>HyL7SufHv30</youtube>
 
= 登場人物 =
* [[泉研]]
* [[泉研]]
* [[バリカン]]
* [[バリカン]]
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* [[ジュラル星人]]
* [[ジュラル星人]]


== あらすじ ==
= あらすじ =
外観からして奇抜な彩色の美術館に美術鑑賞に来た研のクラス。なぜかバリカンもいる。<br />
外観からして奇抜な彩色の美術館に、[[研]]たちのクラスは美術鑑賞にやってきた。研は(なぜか)[[バリカン]]を伴っていた。[[作品A]]と名付けられたオブジェの前で「研はこの芸術が分かるのかい?」と問うバリカンに研が「も、もちろん分かるさ」と答える。
研とバリカンが常人には理解出来ないオブジェ[[作品A]]の前で「研はこの芸術が分かるのかい?」「も、もちろん分かるさ」などと話していると、なぎさ先生が声をかけてきた。クラスメイトの姿が次々と消えているのだ。<br />
 
研は残った生徒となぎさ先生と共に、一から館内を回ってみることを提案。不気味な展示物が並ぶホールの中を、いなくなった生徒の名を呼びながら回る一行。<br />
[[なぎさ先生]]が研に声をかけてきた。クラスメイトの姿が次々と消えているという。研は残った生徒となぎさ先生と共に館内を回ってみることを提案。美術館の中を探し回る。その時。何人かのクラスメイトが1枚の不気味な絵に見入っていた。見入っていた一人、[[ノリコちゃん]]が絵の中の老人に手招きされ、操られるようにふらふらと絵に歩み寄り、ついにその中に引きこまれてしまう。研が慌てて追うも絵にはじき返されてしまう。絵の中でノリコちゃんは老人と共にに怪しげな卵型の物体の中に入っていく。
と、その時。クラスメイトの一人、[[ノリコちゃん]]が1枚の不気味な絵の前で足を止めた。絵の中でノリコちゃんを手招きする老人。ノリコちゃんはその招きに操られるようにふらふらと絵に歩み寄り、ついにその中に引きこまれてしまう。研が慌てて追うと絵はごく普通の絵に戻り、研を弾き返す。<br />
老人の不敵な笑いに「ジュラル星人だ!」と感づいた研。なぎさ先生はこの絵に描かれた風景の場所に見覚えがあるという。
ノリコちゃんはついに、絵の中で老人によって怪しげな球体の中に連れ込まれてしまった。<br />
 
老人の不敵な笑いに「ジュラル星人だ!」と感づいた研。だが、絵が相手では……。<br />
研は変身し、この絵の場所にスカイロッドで急行する。絵の中で見た球体がジュラルの円盤に姿を変え飛び立つ。円盤の中には連れ去られた研のクラスメイト達が。スカイロッドのビーム砲でジュラル星人の操縦手を狙撃すると、それに合わせるように美術館の絵の中の老人は炎に包まれて炭となって消えてしまった。
しかしなぎさ先生は、この絵に描かれた風景の場所に見覚えがあった。なぎさ先生は風景の場所を思い出そうとするが、研は待ってくれるよう頼む先生をガチ無視して変装する。変装した研がスカイロッドで急行すると、果たして絵の中で見た球体が。それはジュラル円盤に姿を変え、中にクラスメイトたちを囚えたまま離陸する。<br />
 
スカイロッドのビーム砲で、操縦するジュラル星人だけを狙撃する研。それに呼応して絵の中の老人は炎に包まれ、炭となって消えてしまった。<br />
老人と球体の消えた絵を鑑賞するクラスメイトと研。「おいら、もう絵なんて分からなくてもいい」と的外れな感想を述べるバリカンに「僕もだ……」と返す研。「あれ、研は絵が分かるんじゃなかったのかい?」と返されてムッとし、バリカンを追いかける研だった。
<br />
 
本来の姿を取り戻した絵を眺めるクラスメイトと研。「おいら、もう絵なんて分からなくてもいい」と的外れな感想を述べるバリカンに「僕もだ……」と返す研。「あれ、研は絵が分かるんじゃなかったのかい?」と返されて逆ギレする研。クラスメイトの笑いオチで幕が降りる。
= 内容について =
 
*第14話「[[闇夜に消えた大仏]]」からのオカルティックな雰囲気が続くエピソード。美術館に並ぶ異形のオブジェが超現実感を煽る画面作りは<s>ナックのくせに</s> 見事。
*ジュラル円盤を一撃で爆発四散させなかった研の射撃能力は凄いが、パイロットを殺して円盤は墜落しなかったのだろうか。その辺の描写は一切ない。チャー研において[[ボルガ博士]]、[[松本さん]]、[[コロ]]など、名前付きのゲストキャラが登場するのはかなり高確度の死亡フラグなのだが、先述のノリコちゃんをはじめ、研のクラスメイトは「エンドウ君とサイトウ君、見なかった?」「メグミちゃんもヨウコちゃんもいません」と人名バリバリで登場する。じつは数人、「お許しください!」になっていやしないだろうか……。
*ノリコちゃんが絵の中へ連れ去られるシーンにて、一部の視聴者から「<big>'''二次元'''</big>へ行った」「俺も一緒に(二次元へ)行かせろぉぉ」というコメントがされることがあるが、あの絵自体はいわばワープするための仕掛けであり、二次元へ行ったのではない。
*「泉君待って」の渚先生の声に研は無視して出撃してるように見えるが、絵コンテではその後渚先生も場所を思い出しながら同行することになっていた。何故カットしたのかは不明。
*冒頭の美術館を写してタイトルを表示するカットは、ある製薬会社のCMみたいと言われている。キッズステーションの配信(現在該当話は配信期間終了?)でも説明に「某製薬会社みたい…」という表記があったらしい。
 
= 台詞 =
{{:美術館の怪!の台詞書き起こし}}


== 概要 ==
= 影響を与えた(であろう)主な作品 =
第14話「[[闇夜に消えた大仏]]」からのオカルティックな雰囲気が続くエピソード。美術館に並ぶ異形のオブジェが超現実感を煽る画面作りは<s>ナックのくせに</s> 見事。<br />
* NHK みんなのうた「メトロポリタン美術館」
<br />
ところで、ジュラル円盤を一撃で爆発四散させなかった研の射撃能力は凄いが、パイロットを殺しちゃって円盤は墜落しなかったのだろうか。その辺の描写は一切ない。<br />
チャー研において[[ボルガ博士]]、[[松本さん]]、[[コロ]]など、名前付きのゲストキャラが登場するのはかなり高確度の死亡フラグなのだが、先述のノリコちゃんをはじめ、研のクラスメイトは「エンドウ君とサイトウ君、見なかった?」「メグミちゃんもヨウコちゃんもいません」と人名バリバリで登場する。<br />
じつは数人、「お許しください!」になっていやしないだろうか……。<br />
<br />
ノリコちゃんが絵の中へ連れ去られるシーンで視聴者は「<big>'''二次元'''</big>へ行った」とか「俺も一緒に(二次元へ)行かせろぉぉ」と茶化すが、<br />
あの絵自体は転送装置であり、二次元へ行ったのではなく別の三次元の空間へ移動しただけである。<br />
<br />
「泉君待って」の渚先生の声に研は無視して出撃してるように見えるが、絵コンテではその後渚先生も場所を思い出しながら同行することになっていた。何故カットしたのかは不明。<br />
<br />
ちなみに、冒頭の美術館を写してタイトルを表示するカットでは一部から「ロート製薬みたいだ」といわれている。<br />
キッズステーションの配信(現在該当話は配信期間終了?)でも説明に「某製薬会社みたい・・・」という表記があったらしい。

2021年4月27日 (火) 21:15時点における版

「美術館の怪!」はチャージマン研! 第15話。放映順とDVD収録順が同じという珍しい回でもある。

本編

登場人物

あらすじ

外観からして奇抜な彩色の美術館に、たちのクラスは美術鑑賞にやってきた。研は(なぜか)バリカンを伴っていた。作品Aと名付けられたオブジェの前で「研はこの芸術が分かるのかい?」と問うバリカンに研が「も、もちろん分かるさ」と答える。

なぎさ先生が研に声をかけてきた。クラスメイトの姿が次々と消えているという。研は残った生徒となぎさ先生と共に館内を回ってみることを提案。美術館の中を探し回る。その時。何人かのクラスメイトが1枚の不気味な絵に見入っていた。見入っていた一人、ノリコちゃんが絵の中の老人に手招きされ、操られるようにふらふらと絵に歩み寄り、ついにその中に引きこまれてしまう。研が慌てて追うも絵にはじき返されてしまう。絵の中でノリコちゃんは老人と共にに怪しげな卵型の物体の中に入っていく。 老人の不敵な笑いに「ジュラル星人だ!」と感づいた研。なぎさ先生はこの絵に描かれた風景の場所に見覚えがあるという。

研は変身し、この絵の場所にスカイロッドで急行する。絵の中で見た球体がジュラルの円盤に姿を変え飛び立つ。円盤の中には連れ去られた研のクラスメイト達が。スカイロッドのビーム砲でジュラル星人の操縦手を狙撃すると、それに合わせるように美術館の絵の中の老人は炎に包まれて炭となって消えてしまった。

老人と球体の消えた絵を鑑賞するクラスメイトと研。「おいら、もう絵なんて分からなくてもいい」と的外れな感想を述べるバリカンに「僕もだ……」と返す研。「あれ、研は絵が分かるんじゃなかったのかい?」と返されてムッとし、バリカンを追いかける研だった。

内容について

  • 第14話「闇夜に消えた大仏」からのオカルティックな雰囲気が続くエピソード。美術館に並ぶ異形のオブジェが超現実感を煽る画面作りはナックのくせに 見事。
  • ジュラル円盤を一撃で爆発四散させなかった研の射撃能力は凄いが、パイロットを殺して円盤は墜落しなかったのだろうか。その辺の描写は一切ない。チャー研においてボルガ博士松本さんコロなど、名前付きのゲストキャラが登場するのはかなり高確度の死亡フラグなのだが、先述のノリコちゃんをはじめ、研のクラスメイトは「エンドウ君とサイトウ君、見なかった?」「メグミちゃんもヨウコちゃんもいません」と人名バリバリで登場する。じつは数人、「お許しください!」になっていやしないだろうか……。
  • ノリコちゃんが絵の中へ連れ去られるシーンにて、一部の視聴者から「二次元へ行った」「俺も一緒に(二次元へ)行かせろぉぉ」というコメントがされることがあるが、あの絵自体はいわばワープするための仕掛けであり、二次元へ行ったのではない。
  • 「泉君待って」の渚先生の声に研は無視して出撃してるように見えるが、絵コンテではその後渚先生も場所を思い出しながら同行することになっていた。何故カットしたのかは不明。
  • 冒頭の美術館を写してタイトルを表示するカットは、ある製薬会社のCMみたいと言われている。キッズステーションの配信(現在該当話は配信期間終了?)でも説明に「某製薬会社みたい…」という表記があったらしい。

台詞

なぎさ先生「たくさんの作品を見て来ましたが、皆さんどうでしたか?」
「それでは向こうへ行ってみましょう」
バリカン「これが芸術ってもんですかね…」
「いいんだよバリカンに分からなくたって、他の人にはちゃーんと分かるんだから」
バリカン「へぇ〜そんじゃ研は分かるの?」
「ぼ、ぼ、ぼ僕はもちろん分かるさ〜」
バリカン「ブフフフフ」
なぎさ「泉君、遠藤くんと斉藤くん見なかった?」
「見ませんけどいないんですか?」
なぎさ「えぇ、泉君も探してみて」
「はい」
バリカン「あるぇ〜?」
「二人ともどこへ行ったんだろう?」
バリカン「どっかで迷子になったんじゃ?こんなに広いんだもん」
生徒1「先生、メグミちゃんもヨウコちゃんもいません」
なぎさ「え!?本当?」
生徒2「先生、鈴木君もいなくなっちゃいました」
なぎさ「泉君変なのよ」
「先生、みんなで館内をまわって見ましょう」
なぎさ「斉藤くーん」
生徒3「メグミちゃーん」
生徒4「ヨウコちゃーん」
「鈴木くーん」
なぎさ「遠藤くーん」
「斉藤くーん」
バリカン「メグミちゃーん」
生徒4「変な絵」
生徒5「気味が悪いわ」
なぎさ「さ、あっちを探しましょう」
「あ…」
ノリコちゃん!」
「待て!いってぇ…」
「ノリコちゃん!待つんだ!」
絵の中の老人「ンフフフフフフ」
「ジュラル星人だ…!」
生徒6「ノリコちゃん」
「先生、遠藤くんたちもあそこにいます」
なぎさ「泉君待って。先生この絵の場所どっかで見たような気がするの」

チャージングGO!!
「あれだ…」
生徒たち「たすけて〜、こわ〜い、うぇ〜ん」
「よし、行くぞスカイロッド
ジュラル星人「ぎゃーーー!」
「うぉぉぉぉぉぉ!」
「あ!」
「それ!」
ジュラル「ぐぉぉぉぉあ」
絵の中の老人「ぐぁぁぁぁぁぁ!」
生徒7「あら、おじいさんが居なくなっちゃったわ」
バリカン「おいらもう絵なんか分からなくてもいいや」
「僕もだ」
バリカン「あれ?研は絵が分かるんじゃ無かったのかい?」
「エェー!?あー、あぁ…」
「こいつぅー!」
生徒たち「アハハハハハハ」

影響を与えた(であろう)主な作品

  • NHK みんなのうた「メトロポリタン美術館」