殺人レコード 恐怖のメロディ

提供:チャージマン研!Wiki
2020年3月24日 (火) 21:05時点における126.66.105.209 (トーク)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

殺人レコード 恐怖のメロディはチャージマン研!の第17話である。

本編

登場人物

あらすじ

新しくできたレコード屋。訪れた人々が目当てのレコードを買い求める。キャロンジョニーのレコードを買いこの店に行く。しかし、この店で売られていたレコードはジュラル星人が用意した「キチガイレコード」だった。レコードを聴いた人はみなキチガイになってしまうのだ。キャロンが買ったレコードも例外ではなかった。

家に帰ったキャロンは、みんなの前でそのレコードをかけてしまう。バリカンを除く泉家の4人は皆もだえ苦しむが、バリカンはロボだからだろうか、効果がないどころか「えぇ?良い曲じゃないですか? 」。結局、研に「レコードを割ってしまうんだ!」と言われたバリカンがキチレコを地面にたたきつけ、レコードはなぜか炎上。

ピンチを切り抜けた研はお得意の「ジュラル星人の仕業に違いない!」を発動、レコード店に殴り込み、名台詞「お前達、よくもあんなキチガイレコードを!今度という今度は許さないぞ!」を放ち、尺稼ぎの鬼ごっこの後、変装。待ちかまえていた大量のジュラル星人をいつものように一掃する。

その後、レコードの音楽に合わせて楽しそうに踊るキャロンとバリカン。そこに研が現れ、貝をガリガリとすりあわせてプレイヤーのアームを外してしまう。ムッとする2人は逃げる研を追いかけるのであった。

概要

内容、作画、セリフ、尺稼ぎとどれをとってもネタに事欠かず、特に「キチガイレコード」という衝撃極まる発言により、チャー研の『神(紙)アニメ』としての地位を不動のものとする名(迷)作回となった。

なお、絵コンテでは、ブラームス交響曲8番の男らがレコードを聴くシーンでは、本編には反映されなかったものの「怯えた顔で部屋中を逃げ回り、遂には狂ってゲラゲラ笑い出す」「二、三人の友人と共に狂い、凄まじい殴り合いを展開している」「狂ってる男のUP表情」等の指示が書かれており、本編以上のキチガイさを見せている。

レコード

今日でこそ、100年後の世界という設定なのにレコードが主流という点には違和感を覚えるが、放送当時(1974年)まだCDはなかった。無論、ダウンロード販売もない。世界で初めて販売されたの音楽CDソフトと知られている、ビリー・ジョエル「ニューヨーク52番街」が発売されたのは1982年のこと。

キチ貝

この回のラストにおいて研が貝をすり合わせることについて、2ch「チャー研スレ part19」に以下の書き込みがあった。

461 名前:名無しか…何もかも皆懐かしい 投稿日:2010/06/22(火) 17:20:24 ???
キチレコの回だけど、レコードって不良品とかはあの貝を擦り合わせたような雑音が混じるんだってな
で、研は最後にその雑音を出してまたレコードがキチレコだったんじゃないかとキャロンを驚かしたって事なんじゃないかな

100年後の世界という設定と、レコード世代でしかわからないネタのギャップが感じられる。

名言・迷言

台詞

人々「へー」「わーすげぇな」「いつ出来たんだろうな」「入ってみようかな」

ブラームス交響曲8番の男「『ブラームス交響曲』の8番をください」
バカッチョ金魚の男「花園マリコの『バカッチョ金魚』欲しいんですけどありますか?」
素敵な宇宙人の女 「あの、きのう発売された『素敵な宇宙人』って曲あるかしら」

ブラームス交響曲8番の男「ん?メロディが違う。聴いた事のない曲だ
「う、あっあ…」

レコードを聴いた人々 「うへへへへ、へっへへへ」「へへへへへ、うへへへへ」「うへへへへへ…」

バリカン「キャロン、どったの?はやく帰ろ、研や皆が待ちくたびれてるよ?」
キャロン「そうだわ、レコードを買わなくっちゃ」
レコード屋店員男「おい、チャージマン研の妹だぞ」
レコード屋店員女「ついに引っかかってきたわ、これで研の一家も全滅だわよ」
キャロン「あのー、ジョニーのレコードください」
店員男「はい、ちょっと待ってください」
店員女「これですね」

キャロン「あっ…違うわ!こんなんじゃない!あーっ、苦しい!ああっあぁっあぁっ…苦しい…あぁ…!」
泉一家「ううーっ」
バリカン「あらあら、あらあらぁ~?ねねねねどったのよみんな どったのよ~ねぇ」
「バ、バリカン、そ、そ、そのレコードを!うっうぅ~」
バリカンえぇ?良い曲じゃないですか?
「わ、割るんだ、レコードを割ってしまうんだ!うう」
バリカン「なんだってもったいない、買ったばかりなのに~」
泉一家「うう~」
バリカン「えいっ」

泉一家「あー…」
「人間を狂わすレコード…ジュラル星人の仕業に違いない!」

「お前達、よくもあんなキチガイレコードを!
店員たち「んっ」
「ジュラル星人、今度という今度は許さないぞ!
店員たち「あぁ…ううう」
「ま、待てー!待つんだー!ジュラル星人!待てー!」
ジュラル星人たち「ふっふっふっふっふっふ、研、覚悟しろ!」

チャージングGO!!

「はぁーっ、それ!」
ジュラル「うわぁ~」
「ぬぅわぁああああぁああぁ」
「えいっ」
ジュラル「ああああぁあ」
「ううううぇああっ」

バリカン「イッチニ!イッチニ!イッチニ!イッチニ!…」
キャロン「ワンツ、ワンツ、ワンツ…」

バリカン「あれぇ?」
キャロン「あらぁ?」
「あっははははは、あっははははは…あははははは!あはははははは!はははははは…!」
バリカン「ちきしょ研ったらぁー」
「あははははは」
キャロン「待てー!お兄ちゃん待てー!」
バリカン「けーん待てー!けーん!」