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'''捨て犬コロ'''はチャージマン研の第51話である。
'''捨て犬コロ'''はチャージマン研の第51話である。


== 本編 ==
= 本編 =
<youtube>FdtIkzaoRuA</youtube>
<youtube>FdtIkzaoRuA</youtube>


==登場人物==
=登場人物=
*[[泉研]]
*[[泉研]]
*[[泉キャロン]]
*[[泉キャロン]]
*[[バリカン]]
*[[バリカン]]
*[[コロ]]
*コロ
*[[ジュラル星人]]
*[[ジュラル星人]]


==あらすじ==
=あらすじ=
飼い主の少女の父親の転勤の為に捨てられてしまった犬のコロ。<br>
犬のコロに別れを告げる飼い主の少女。父親の転勤による引っ越しのため、コロを連れていけないのだという。断腸の思いで少女はコロを置いて去っていった。
悪ガキ共にいじめられていた所を研とバリカンに助けられ、泉家で飼う事に。すっかり研になついたコロだったが、道端で謎の2人組の男が研に罠を張っているのを察知し、研に知らせようと良井小学校まで迎えにくる。が、間一髪研は男達の網にかかってしまい、身動きが取れなくなってしまった。襲いかかろうとする男達にコロは飛びかかり身を挺して研を助ける。男達はジュラル星人としての正体を表した。ジュラル星人の放った光線を食らったコロは伸びてしまう。やっとの事で網から逃れた研は、変装してジュラル星人を倒した。<br>
コロに駆け寄る研。笑顔の研とキャロンに、バリカンと追いかけっこをするコロ…。<br>
それらの回想シーンを経て、コロの墓をたててコロを偲ぶ研とキャロン・バリカンの姿があった。「コロ、ありがとう…一生お前の事忘れないよ」研達はコロの墓を後にした。


==概要==
[[バリカン]]が歩いていると、コロが悪ガキたちにいじめられているところに出くわす。止めようとするバリカンだったが、締め出されてしまう。だがその後[[研]]が現れ、悪ガキたちは退散していく。コロを家に連れ帰った研。研、[[バリカン]]、[[キャロン]]はコロを家に置いておくことにした。その様子を陰から見る怪しい男2人組。「今日こそ奴の命を…」。
「捨て犬コロ」の悲劇を描いたエピソード。この回を「'''チャー研の中でもっとも笑えなかった話'''」「'''チャー研唯一の鬱エピソード'''」と評価する[[チャーケニスト]]も少なくない。<br>
本作において'''サブキャラが死ぬなんてのは珍しくもなんともない'''のだが、この回はコロの境遇の悲惨さや、 あの研が珍しく友の死に涙を流すシーンがあることから独特の余韻を醸し出しているのである。


だが、この回はそれ以外にも一際異質な回となっている。<br>
研の家を出てどこかへと走るコロは、怪しい2人組の男を見つける。彼らは研の下校時を狙おうとしていた。鐘が鳴り、(良井)小学校から下校する子供たち。コロに会いたいとばかり駆け足で帰る研。途中、コロが研に向かって走ってくる。喜ぶ研だったが、罠にかかってしまう。そこに男たちが現れる。コロは男たちにとびかかるが、払いのけられ、正体を見せたジュラル星人が放った光線を受けてしまう。罠から抜け出した研は、変身しジュラル星人2人組を倒す。コロに駆け寄る研。しかしコロが目を覚ますことはなかった…
まず作画。<s>そこ、「チャー研の作画がおかしいのはいつもの事だろ!」とか言わない。</s>キャラの線画がかの「タイガーマスク」のように非常に荒く描かれており、研達の顔やバリカンの体にどこか違和感を感じる。ジュラル星人の作画も他の話と大分異なり、バンクの絵と比べると違和感が大きい。<br>
次に舞台設定。未来世界が舞台にも関わらず、昭和の町並みのような板塀が描かれていたり、なにより研の通っている学校の校門に「'''[[良井小学校]]'''」と書かれており、[[怪奇宇宙植物園]]での[[馴れーション]]の解説と矛盾している。<br>
以上の事からチャー研においては浮いた部分の多いエピソードとなってしまっている。「これはパラレルワールドの世界の物語なのでは」「このエピソードは(タマプロ以外の)外注なのではないか」と考察する者もいるくらいだ。


他にツッコミどころを挙げるとすれば、悪ガキ共のコロを虐めているSEがやたらと物騒だったり、回想シーンが分かりづらかったり(初見の視聴者は「え?コロは生きてたの?」と勘違いしてしまう)、後の[[松本さん]]の墓より立派なコロの墓…等といったところか。
短い間ながらも、研たちと楽しく過ごしていたコロ。研たちは墓を建て、コロを弔った。「コロ、ありがとう…一生お前の事忘れないよ」。


== 台詞 ==
=内容について=
* 「捨て犬コロ」の悲劇を描いたエピソード。この回を「'''チャー研の中でもっとも笑えなかった話'''」「'''チャー研唯一の鬱エピソード'''」と評価する[[チャーケニスト]]も少なくない。本作において'''サブキャラが死ぬのは珍しくもなんともない'''のだが、この回はコロの境遇の悲惨さや、 あの研が珍しく友の死に涙を流すシーンがあることから独特の余韻を醸し出しているのである。
* 作画や設定の面で他の話と異なる部分が多く、チャー研においては浮いた部分の多いエピソードとなってしまっている。「これはパラレルワールドの世界の物語なのでは」「このエピソードは(タマプロ以外の)外注なのではないか」と見る者もいるくらいだ。
** 作画の雰囲気が違う<ref>そこ、「チャー研の作画がおかしいのはいつもの事だろ!」とか言わない。</ref>。キャラの線画がかの「タイガーマスク」のように非常に荒く描かれており、研達の顔やバリカンの体にどこか違和感を感じる。ジュラル星人の作画も他の話と大分異なり、バンクの絵と比べると違和感が大きい。
** 未来世界が舞台にも関わらず、昭和の町並みのような板塀が描かれていたり、なにより研の通っている学校の校門に「'''[[良井小学校]]'''」と書かれており、[[怪奇宇宙植物園]]での[[馴れーション]]の解説と矛盾している。
* ほかにも、悪ガキ共のコロを虐めているSEがやたらと物騒だったり、回想シーンが分かりづらかったり<ref>初見の視聴者は「え?コロは生きてたの?」と勘違いしてしまう</ref>、コロの墓が第62話の[[松本さん]]の墓より立派なところがツッコミどころか。
 
= 台詞 =
{{:捨て犬コロの台詞書き起こし}}
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=脚注=
<references />

2020年4月12日 (日) 16:08時点における版

捨て犬コロはチャージマン研の第51話である。

本編

登場人物

あらすじ

犬のコロに別れを告げる飼い主の少女。父親の転勤による引っ越しのため、コロを連れていけないのだという。断腸の思いで少女はコロを置いて去っていった。

バリカンが歩いていると、コロが悪ガキたちにいじめられているところに出くわす。止めようとするバリカンだったが、締め出されてしまう。だがその後が現れ、悪ガキたちは退散していく。コロを家に連れ帰った研。研、バリカンキャロンはコロを家に置いておくことにした。その様子を陰から見る怪しい男2人組。「今日こそ奴の命を…」。

研の家を出てどこかへと走るコロは、怪しい2人組の男を見つける。彼らは研の下校時を狙おうとしていた。鐘が鳴り、(良井)小学校から下校する子供たち。コロに会いたいとばかり駆け足で帰る研。途中、コロが研に向かって走ってくる。喜ぶ研だったが、罠にかかってしまう。そこに男たちが現れる。コロは男たちにとびかかるが、払いのけられ、正体を見せたジュラル星人が放った光線を受けてしまう。罠から抜け出した研は、変身しジュラル星人2人組を倒す。コロに駆け寄る研。しかしコロが目を覚ますことはなかった…

短い間ながらも、研たちと楽しく過ごしていたコロ。研たちは墓を建て、コロを弔った。「コロ、ありがとう…一生お前の事忘れないよ」。

内容について

  • 「捨て犬コロ」の悲劇を描いたエピソード。この回を「チャー研の中でもっとも笑えなかった話」「チャー研唯一の鬱エピソード」と評価するチャーケニストも少なくない。本作においてサブキャラが死ぬのは珍しくもなんともないのだが、この回はコロの境遇の悲惨さや、 あの研が珍しく友の死に涙を流すシーンがあることから独特の余韻を醸し出しているのである。
  • 作画や設定の面で他の話と異なる部分が多く、チャー研においては浮いた部分の多いエピソードとなってしまっている。「これはパラレルワールドの世界の物語なのでは」「このエピソードは(タマプロ以外の)外注なのではないか」と見る者もいるくらいだ。
    • 作画の雰囲気が違う[1]。キャラの線画がかの「タイガーマスク」のように非常に荒く描かれており、研達の顔やバリカンの体にどこか違和感を感じる。ジュラル星人の作画も他の話と大分異なり、バンクの絵と比べると違和感が大きい。
    • 未来世界が舞台にも関わらず、昭和の町並みのような板塀が描かれていたり、なにより研の通っている学校の校門に「良井小学校」と書かれており、怪奇宇宙植物園での馴れーションの解説と矛盾している。
  • ほかにも、悪ガキ共のコロを虐めているSEがやたらと物騒だったり、回想シーンが分かりづらかったり[2]、コロの墓が第62話の松本さんの墓より立派なところがツッコミどころか。

台詞

飼い主「ごめんねコロ。パパが転勤になってしまってお前を連れて行けなくなったの」
「私一生懸命パパに頼んだのよ。でも今度のうちは犬を飼ってはいけないんですって。だから誰かいい人に拾ってもらうのよ…!」
コロ「アオーーン!アオーーォーーン…」
飼い主「さよなら…コロ!」

バリカン「♪ティロンターティトン、ティットゥターンティティットターティティ…あら?」
コロ「ギャンッ!!アオーン!」
悪ガキ「それ!えい!んにゃろ!それー!」「えい!えい!」「んにゃろ、えい!」
悪ガキA「やっつけろー!やっつけろ!」
悪ガキB「えい!えい!」
バリカン「お お お、おい、や、やめろ!可哀想じゃないか!」
悪ガキB「うるさい!引っ込んでろ!こら!えい!えい!」
バリカン「あいて!いて!いて!」
「あいてー!あらぁ…チクショウ覚えてろ!」
コロ「ウゥ…キャン…キャン…」
悪ガキA「もっとやれやれ!」
「やめろ!!」
悪ガキA「あ…」
弱いものいじめはやめるんだ!
バリカン「そうだそうだこのガキ!」
悪ガキCあ、研!相手が悪いや!逃げろ!あぁ~!」
「可哀想に…」
バリカン「本当だとも。まったく酷い奴らだ」

バリカン「さぁお食べお食べ、もっと食べ」
キャロン「酷い目に遭ったわね。お兄ちゃん、うちに置いてあげようよ」
「うん、そうだね」
キャロン「さぁ、うんとお食べ」
男A「ふん、せいぜい無邪気に遊んでおけ」
男B「憎いチャージマン研め。今日こそ奴の命を…」

コロ「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!…」
「アウゥゥゥ…」
男B「フフフフ…そろそろ研が帰る時間だ」
男A「よし、じゃあ計画通り」
男B「OK。じゃ」
男A「おう」
コロ「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!…」

児童達「ワーイ」「さようならー」
「さーてコロの奴、どうしてるかなぁ!あっ」
コロ「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!…」
「コロじゃないか!」
コロ「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!…」
「わざわざ僕の出迎えに、来てくれたのか!?」
コロ「ウ゛ヴグウゥゥゥゥ~~~ッヴグウゥゥ~~~~ッ」
「あっ!」
コロ「ワン!ワンワン!ワンワン!グルルル~~~…」
男A・B「ハッハッハッハッハッハッハ…」
「くそ…だ、出せよ!出せ!」
男A・B「ヘッハッハッハッハ…」
コロ「ワン!ワンワンワン!ワン!フワヴァァワォァ゙ァ゙ォァ」
男B「ぐおおぁぁぁわ!うごぉ…この野郎!」
コロ「ウゥゥゥ…フワヴァァワォァ゙ァ゙ォァ」
男A「うわぁ…クソォ、老いぼれ犬め!」
「何すんだよ!出してくれよぉ!」
コロ「キャオーン!」
男B→ジュラル星人「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ…」
コロ「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!」
ジュラル「ヒェッ!」
「コ、コロ!」
ジュラル「ヒッヒッヒッヒッヒッハッハッハ…」
「ギィィヤオォォェェァァアアァァァ!」「ヒヒヒヒヒヒヒ…」
「そうか!お前達、僕の命を!」

チャージングGO!!

ジュラル「キィィィェオオオオオアアアアアア!」
「クソォ、アウゥオオアアアアアア!」

「コロ、しっかりするんだ!コロ!」
「コロ、死ぬんじゃないぞ!」

キャロン「ウフフ、ウフフフフ」
「アハハ、アハハハ!」
コロ「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!…」
バリカン「コ、コロ、よせよぉ、追っかけるのよせよぉコロ~、やめろよコロ~!やめろっていうのよコロ~!よせよ…」

「コロ、ありがとう…一生お前の事忘れない」

脚注

  1. そこ、「チャー研の作画がおかしいのはいつもの事だろ!」とか言わない。
  2. 初見の視聴者は「え?コロは生きてたの?」と勘違いしてしまう