勝利!チャージマン研

提供:チャージマン研!Wiki
2018年10月4日 (木) 12:12時点における田中どろん (トーク | 投稿記録)による版
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主な登場人物

あらすじ

ジュラルの円盤によって自由の女神・凱旋門など世界中の歴史的建造物はことごとく破壊され、人々は悲鳴を上げ燃え盛る都市を逃げまどう。 ジュラル星人がついに地球人類への総攻撃を仕掛けてきたのだ。 研達平和を愛する者らが一堂に会する席で、吉坂博士も「死者の数は数えきれません」と拳を握り報告をする。 するとそこへ、海底警備隊により日本海溝Z地区B区域に巨大未確認キチ基地が発見されたとの一報が飛び込んできた。 それがジュラル星人の基地であると確信した博士達。 「みなさん、ぼくがすぐにそこに行ってきます!」 研は最後の決戦の地へと赴く覚悟を固めたのだ。

「研君、あとで後援軍を送るが、早く調査(全滅してこいとは誰も言ってない)を頼んだよ」と研の両手を握る吉坂博士。 「研、気をつけるんですよ」と言葉をかけるママ。 「お兄ちゃん頑張ってネ」と微笑みながら言うキャロン。 「ケン坊」と一言だけ言うバリカンの頭からは、何故かあのピンクの球が消失している。 「みなさん、ぼくは地球の為、全人類の為、戦ってきます」と答える研に、パパは「研」と一言だけ語りかけ、研は最後の変装をする。 飛び立つスカイロッドを、博士たちは神妙な面持ちで見送った。

「今日こそジュラル星人の最期だぞ」と奮起し、大海原へとスカイロッドを飛ばす研。 一方その頃ジュラル星人達も、「これで、お前達にもいかに人類の力が弱いかがわかったであろう。強敵は、チャージマン研ひとり!それも訳はない!」と豪語する魔王の演説に耳を傾けていた。 チャージマン研が基地に突進してきたという放送を受けた魔王は、「飛んで火にいる夏の虫だ!」と不敵な笑みを浮かべるのだった。

ついに互いに合いまみえ、円盤からの攻撃を受けるスカイロッド。そこに援軍が現れ、援軍が円盤を相手している隙にスカイロッドは鬼畜基地攻撃を行うとの指示を受けた。 海底から浮上する巨大要塞の様な基地を追って、円盤と援軍との激しい打ち合いを掻い潜りながらスカイロッドも空へと飛ぶ。 互いに光線を発しあうが、ついに基地の巻き起こす衝撃によってスカイロッドが空中でのバランスを失ってしまう。 きりもみ落下しつつもなんとか体勢を立て直し、基地からのビームを避ける研。チャー研史上1、2を争う程のチャージマンの危機を目の当たりにする。 ところが、いつものようにスカイロッドの放った1発の光線が基地を直撃・命中、魔王の断末魔と共に空から海へと無残に落下し黒煙を上げて大爆発する。 「これが魔王の最期か…」操縦桿をしっかり握ったままの研のもとへ、「我々も、ジュラル星人を全滅したり!」と援軍からの力強い通信が入る。 さっきまでの精悍な顔つきから一転、少年らしい喜びに溢れた笑みをほころばせた研は、「応援、ありがとー!!」と(恐らく視聴者に)手を振りだし、天高くスカイロッドを飛ばした。

馴れーション「こうしてチャージマン研の活躍により、地球侵略を図ったジュラル星人も全滅し、再び地球に平和が戻ったのです。」 夕陽の中で、未来都市は一層輝いていた。


概要

「調査してこい」だけ言われただけなのに全滅させてるじゃねーかとかなんでラスボスが一撃でやられるんだよとか色々と言いたいことはあるが、一応最終話としては綺麗に終わっているこの話。
しかし、DVD(全8巻)では8巻目の5話目に収録されている。(全9話、ちなみに9話目は「農業コンビナートの危機」) そのため、ジュラル星人を全滅したにも関わらず、次の話で何の説明もなくジュラル星人がマンモスコントロールタワーを襲っているという所謂カブトボーグ現象が起きてしまっている。 こんなところでもナッククオリティが発揮されているのだ。

また、一部のチャーケニストやジュラル星人ファンからは「BAD END」と評価されており、 そんな方々の為に作られたチャー研MAD動画が「勝利!ジュラル星人」である。ジュラル星人が一方的に倒されていく姿に納得のいかない方は必見。


考察

最終回にしてやっと世界規模の侵略者らしい行動を見せたジュラル星人に対して、視聴者は誰もが「最初からそうしろよ」と思ったことだろう。
だが、こうは考えられないだろうか。
今までは規模の大小、恐ろしい内容もあったが、その回りくどい作戦のためほとんど足が付かず、基本、作戦のレベルも低かったためジュラル星人はそれほどの脅威として認識されていなかった。
だが、このような大規模な破壊活動をしたがために基地が発覚し、更には地球最強の後援軍が派遣されてしまったのである。
この事に魔王様が気付いていたかは定かでは無いが、分かっていて今回の最終手段とも言える作戦を決行したならば、余程ジュラル星人は追い詰められていたのだろう。
そうなると、魔王様の演説が最後の作戦に向けてジュラル星人達の士気を高めるためにしたものと考えることができ、なかなか感慨深いものがある。


主な名言

関連項目 

  • 東京タワー