タイガー・M

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タイガー・M・マッタク・ツヨシとは、『チャージマン研!』の登場人物。

概要

第63話「殺人ボクサーを倒せ!」に登場したボクサー。アリゾナ育ちの世界ヘビー級チャンピオンで、本来のリングネームはタイガー・Mなのだが、馴れーション声の実況の「タイガー・M、全く強し!」のテンポの良さがチャーケニストの耳によく響いた為、続けて一緒の名前と認識されている。

50戦50K.O.勝ちという成績を持つ上に、過去に対戦相手の13人が死亡、再起不能が20人という恐ろしい実績を積み上げている。1人でも殺せば追放処分となりそうなものであるが、気にするな!彼のパンチは非常に重く、普段ろくに仕事しないSEが張り切り過ぎて時には刃物を振る音や銃声すら響く。この話の試合で対戦相手となった熊虎次郎は、彼のパンチを無抵抗なまま顔面に何度も食らってしまい、一方的過ぎるにも関わらずレフェリーが止めなかった事もあり哀れな事に新たな犠牲者に加わってしまう。

あまりにも悲惨な事が起きてしまったせいか、実況は混乱して「恐るべき事がこのリング上で起きました。熊虎選手がタイガー・Mを。」と、状況とは逆の事を言っている (これは「を」が「の」の空耳であり、「熊虎選手がタイガー・Mの (餌食に) 」と言っているのだと思われる。) 。また、負の成績がついているせいでよほど不人気なのか、観客からは「人殺しー!帰れー!」と散々なバッシングを受けている。

正体

わざわざ書く事でもないが、その正体はジュラル星人である。しかしながら、なぜジュラル星人がプロボクサーに化けていたのかと言えば

  1. タイガー・Mとして人間に化け、ボクサーとしてデビューする。
  2. プロとして成績を積み上げ、同時に選手を葬り去る事で悪評も立てる。
  3. 試合を泉研が観戦しに来るのを待つ。
  4. 研に「気に食わないあいつを倒してくれ」とけしかける (けしかけた3人組も当然ながらジュラル星人。) 。
  5. 研がタイガー・Mとタイマンし打ち勝つ。

という、回りくどい事で知られるジュラル星人の作戦の中でも非常に回りくどい作戦を行っている。とはいえ、1人でも多くの人間を殺すというジュラル星人の目的を、試合という形で人間の法律にも触れずに14人も行っているのだから、副次的な効果としては成功している方ではある。自殺者1人に8人がかりになってしかも失敗したのよりはよほど優秀である。

なお、正体がばれた理由は、カメラマンが写真を取ろうとファインダーを覗いた際に姿が見えなかったのが理由である。良くも悪くもこれだけの成績を収めながら、今まで一度もカメラを向けられないとは、100年後の世界はそこまでボクシングの人気が低いのだろうか。

しかしながら、ジュラル星人は勿論、目の肥えたチャーケニストにすら予想外な事に、研が異常に強すぎた事がこの作戦の決定的な敗因となった。50戦全勝の世界ヘビー級チャンピオン相手に、研はタイガー・Mのストレートを避けた上、パンチ一発でダメージを与えている。しかも研は、相手がジュラル星人だと分かっているので手加減しなかったとは言え、若干10歳、変装前でこの強さである。タイガー・Mはその成績的に決して弱くはないのだが、相手が悪すぎた。

余談

この話の最後の方では、バリカンが研とボクシングの真似事をして遊んでいるシーンが流れるが、その時のバリカンのパンチはやたらに重い音がしている。しかも、ふざけているとはいえ、隙をついてバリカンは研に一発パンチを入れている。この為チャーケニストの間では、バリカンは結構強いのではないかと認識されている。

39話「美人ロボットは殺しの使者」では、バリカンが「こしゃくな、俺様はタイガーだ!」と言っているが、マッタク・ツヨシとの関係は一切わかりません!

関連項目