第46話「恐怖!白髪老婆の家」と第60話「大津波の襲撃」で使われたジュラル星人の兵器。
彼らが使う兵器の中でもワーストクラスの威力である。
というのもこのガス、密室にて大量に噴射して使われたのだが、地球人に対してはただ咳き込むだけであり、その後も後遺症が見られない。
火災などで出るただの煙の方がずっと危険である。
よく考えればジュラル星人は工場廃液をかけられてドロドロに溶けるような体の持ち主であり、地球人にも効く化学兵器でも作ろうものなら、自分が何より危険になってしまう。
彼らは500年も科学力が進んでいるとは言っているものの、その進化の経路は地球のそれとはけっこう違っているのだろう。