ガールフレンドが出来た

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「ガールフレンドが出来た」(でき-)は、『チャージマン研!』の第20話(DVD版では第17話)である。

本編

登場人物

あらすじ

バリカンを後ろに乗せ、口笛を吹きながら道を自転車で走っていた研。そこに突然女の子(ミユキ)が現れ、急ブレーキをかける研[1]。驚いたミユキは持っていたリンゴを落としてしまう。ミユキに一目惚れした研。二人でリンゴを拾っているうちに手が触れ合って…というお約束シーンを経て、研はミユキを自転車に乗せ家まで送ることに。一方バリカンは自転車に乗せず走らせる。「あいつ、ここで降りたいと言ってたんですよ(笑)

ミユキの家に着いた研。なんでも、ミユキは最近引っ越してきたばかりで、両親はまだ田舎から越して来ず、一人暮らしをしているという。研はミユキに今度の日曜家へ来ないかと誘い、ミユキはそれを受け入れる。ガールフレンドができたとばかり有頂天になる研は、口笛を吹きながら自転車を走らせ帰った。

日曜、研の家。「家族を紹介します」とミユキに両親と妹を紹介する。しかしバリカンは無視する。腹を立てたバリカンはどこかへと行ってしまった。体型を気にして、出されたケーキを遠慮するミユキ。「なあに、気にしてたら何も食べられないよ。でも、妹みたいにはならないでね」とキャロンをからかう研にムキになるキャロン。そこに、バリカンが腹立ちまぎれにハーモニカを吹くと、突然ミユキが苦しみだした。研の制止も聞かずバリカンがハーモニカを吹き続けると、ミユキはジュラル星人に。「くそー後一歩と言う時に、苦しいあの曲グァー」。ミユキの正体はジュラル星人だった。

研は、窓を突き破り耳(?)を押さえて逃走するジュラル星人を、背後からのアルファガン攻撃で倒す。「ガールフレンドができたと思ったのにな」と研は寂しそうな表情を見せた。

事件が一段落して、さっきバリカンが吹いた曲を思い出すよう求める研とキャロン。「あれはねぇ、バリカン音頭さ」とバリカン。しかし「…というのは嘘なんだ。もいちど吹けったってもうダメだよ」と。「せっかくジュラル星人の弱点がつかめたと思ったのに」と残念がる研であった。

概要

冒頭のサブタイトルをよく見ると「ガ」の濁点がハート形になっている。

研のお調子者丸出しぶりがうかがえる回。ミユキちゃんが「あのロボットさんは?」と気遣うと「あいつ、ここで降りたいと言ってたんですよ(笑)」。家では家族として紹介しないどころか、存在に触れようともしない。さらにはバリカンのハーモニカでジュラル星人が正体を現した時も「奴らは、ハーモニカの音が苦手なのか?」とは微塵も考えず、バリカンの演奏が酷いせいだと決め付ける。まあ、本当に酷いんだけど。

「バリカン音頭」に関して、その内ひょっこり思い出すかもしれないと言うバリカンに「頼りにならないなぁ」と研。ジュラル星人の罠を見破って自分の危機を救ってくれた相手に言うか。ちなみに、後にも先にもバリカン音頭が活躍したのはこの回だけだった。また、キャロンを小馬鹿にしたり、他にも逃げるジュラル星人を後ろから撃つという「ヒーローとしてどうなの?」と感じる攻撃を見せた。

以上のように、この回は研が持つ性格の悪い部分がこれでもかというほど目白押しとなっている。

台詞

「~♪(メリーさんのひつじの口笛)」
バリカン「(メリーさんのひつじの鼻歌)」
「研、こんなにのんびりじゃ夜になっちゃうよ。もっと飛ばしてよ」
「よーし!ぶっ飛ばすぞー」
バリカン「OK!ひゃああ!ヒイ」
「ヒ、ヒィィ」
「アハハハ、バリカン、怖いのかい?」
バリカン「へ、へ、平気平気ィ」
「アハハハハ、何だバリカンのやつ」
「アッ!」
ミユキ「アァ」

ミユキ「あ、困っちゃったわ」
「あ、君…あっ!」
「君…あぁ…君、大丈夫かい?」
ミユキ「ええ」

「あぁ…」
バリカン「チェッ、何やってんだオメェ…」
「この近くなんですか?」
ミユキ「ええ、この少し先なんです」
「じゃあ、僕送りますよ」
ミユキ「でも」
「いいから、僕に送らせてください」
ミユキ「悪いわね」
バリカン「お、お、おい、ちょっとおい研〜」
ミユキ「あ、あのロボットさんは?」
「あ、あいつここで降りたいって言ってたんですよ
ミユキ「そう…」
バリカン「けぇーん!そんなのないよぉ〜!!研〜」
「ちきしょー」

「へぇ、君一人ぼっちでこの家に」
ミユキ「そうよ。最近引っ越してきたばかりで父や母はまだ田舎にいるの」
「へぇ、よく寂しくないな。ねぇ、今度の日曜家に遊びにこない?」
ミユキ「まぁ、本当?うれしいわぁ」

ま、待ってます!
「じゃ、さよならー」
ミユキ「どうもありがとう、じゃ今度の日曜きっといくわねー」
「えへへへへへアハハハハ」
「ヒャッホー!うれしいなァ!」

「じゃ、僕の家族を紹介します」
「父と母です。そして妹のキャロンです。」
キャロン「はじめまして」
バリカン「ん~~ホッ」
「友達のミユキさんです」
ミユキ「よろしく」
バリカン「あら、こっちこっちこっちほら」
「さぁ、ケーキをどうぞ」
ママ「さ、お気に召すかどうか?」
キャロン「どうぞー」
バリカン「んーー!」
「ちきしょー、俺を無視しやがってぇ…。ちきしょぉ…」
ミユキ「あら美味しそう、でもあたし太っちゃうから…」
「なあに、気にしてたら何も食べられないよ。でも、妹みたいにはならないでね
キャロン「まぁ!お兄ちゃんったら知らない!」
一同「アハハハハ」

ミユキ「あぁ、ああーやめてーやめてあの曲止めてー」
パパ「どうしたんだね?」
ミユキ「くるしぃ…お願いだからその曲…」

「こら!バリカンやめるんだ!やめろ!」

「あ、キミ!」
ミユキ「止めて止めて止めてー…止めてー…」

「あ、ジュラル星人」
ジュラル星人くそぉ、あと一歩という時に苦しいあの曲ぐぅああああ、う゛ぅ!」
「待て!待つんだ!ジュラル星人め!」

チャージングGO!!

「はぁー!」
「それ!」
ジュラル「ヴッ?!ア”ア”ア”アアァァァァァァァァァァァ……」

「ガールフレンドができたと思ったのにな」

「バリカン、さっき吹いた曲を思い出すんだよ」
キャロン「ねぇ、バリカンったら」
バリカン「んー、ありゃねー、バリカン音頭さ」
「バリカン音頭?」
バリカン「というのは嘘なんだ。もいちど吹けったってもうダメだよ」
「えーー、せっかくジュラル星人の弱点をつかめたと思ったのにな」
バリカン「ま、そのうちひょっこり思い出すよ」
「ちぇ、頼りにならないなぁ」

影響を与えた作品

  • 映 画「マーズ・アタック!」(1996・アメリカ)
  • 映 画「ガールフレンド・キラー」
  • 映 画「ガールフレンド」(LOVE COLLECTIONシリーズ)
  • ゲーム「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド」
  • ゲーム・アニメ「ガールフレンド(仮)」
  • 映 画・ドラマ「ガールフレンド・エクスペリエンス」

脚注

  1. ここで研の自転車はミユキにぶつかったようにも見えるし、ぶつかりそうになったようにも見える。衝突の際の効果音はない。これはSEがサボってるだけでぶつかった可能性あり。