20カロリーじゃしょうがないわねぇ

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20カロリーじゃしょうがないわねぇ」は、「闇夜に消えた大仏」におけるママの台詞。

概要[編集 | ソースを編集]

自動調理機で朝ごはんを作るママ。装置のモニターに表示された「20カロリー」を見て、「20カロリーじゃしょうがないわねぇ」と。ママが装置のボタン(キーボード?)を操作すると、今度は「1550カロリー」と表示される。これを見たママは「これなら栄養満点、これに決めたわ」と納得した様子。だがモニターには熱量(エネルギー)だけが表示され、栄養素(タンパク質など)はおろか料理の内容すら表示されていない。他の栄養素もわからないのに何故かカロリーだけで「栄養満点」と判断するママもママだが…。

それにしても、食事において熱量がカロリー(cal)オーダーというのはどう考えても少なすぎる。仮に「カロリー」をよく使用されるkcal(=1000cal)に無理矢理置き換えても、20kcalではまだ少ない。一方、ママが納得した1550kcal(カロリー)の場合、家族全員(4人、バリカン含まず[1])合計の熱量というのであれば、1人当たり約388kcalとなり、納得できる。

あるいは、「チャージマン研!」の世界では、人間の食生活は大きく変容しているということも考えられる。例えば、人工食品が普及し、カロリーの低い食品を口にすることが日常的になっているのかもしれない。あるいは、必要な栄養はサプリメントのような補助食品から摂取し、食事は腹を満たすだけの行為となっているかもしれない。

ちなみに[編集 | ソースを編集]

20kcal分の量は以下の通り[2]

食品名(食品番号) 20kcal分の重量 (参考)可食部100g当たりの熱量
精白米/うるち米(01088) 11.9g 168kcal
食パン(01026) 7.7g 260kcal
絹ごし豆腐(04033) 32.2g 62kcal
人参(06212) 51.2g 39kcal
まさば(生)(10154) 8.1g 247kcal
ウインナーソーセージ(11186) 6.2g 321kcal

せいぜいが数口程度であり、腹を満たすには程遠い。

さて、装置からは1550カロリーの料理がベルトコンベアにて運ばれてくる。わかる範囲で熱量を計算してみると…

  • リンゴ?(1個170kcalとして、3個で510kcal)
  • バナナ?(1本80kcalとして、3本で240kcal)
  • ミカン?(1個50kcalとして、3個で150kcal)
  • 牛乳?[3](1000mlと仮定して[4]1本700kcal)

「家族全員分あわせて1550kcal」だと考えた場合、既にこの時点で1550kcalは超えてしまっている。この時点で、家族全員分だとすると1人当たり400kcal。なお、それ以外にも黄色い鍋の中身、牛乳の後ろの緑色と白色の何か、画面左隅に少し見える赤い何かの3品次第では、家族全員合計ではなく1人当たり1550kcalである可能性もある。

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. ただし作中では人間と同じものを食べていると思われる描写が多い。
  2. 日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  3. 「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」でいう牛乳。牛乳以外の乳製品(例えば、低脂肪乳)ではない。
  4. そもそも1食1人に牛乳1Lは多過ぎだが、画面を見る限り鍋などとの対比からして1Lはありそう