悪魔のサーカス団

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悪魔のサーカス団(あくま - だん)は、「チャージマン研!」の第58話である。

本編[編集 | ソースを編集]

登場人物[編集 | ソースを編集]

あらすじ[編集 | ソースを編集]

研の住む街にサーカス団がやってきた。大テントの入り口の前で客を呼び込んでいるピエロ。見ものはトラやライオンを自由に操る少女エリカ。そこに研、キャロン、バリカンが通りかかる。サーカスを見たい3人だったが、手持ちでは一人分のチケットすら買えない。そこにピエロがやってきた。研のフアンだというピエロは、研たちをなりふり構わずテントの中に入れる。戸惑いを覚える研だったが、結局サーカスを楽しむことに。

テントの中で繰り広げられる演技に感嘆する観客たち。そして、少女エリカによるショーが始まる。檻の中からライオンを出すエリカ。「チャージマン研め…!」。エリカはライオンを観客席へ向かわせた。逃げ出す観客たち。研はキャロンとバリカンを逃がす。「お前は逃げるではない!」とエリカ。エリカの正体はジュラル星人だった。研は変身し、襲ってくるライオンに光線を当て、ライオンはその場に倒れこむ。そして、エリカ、ピエロ、司会、演技をしていた団員たち皆をアルファガンで倒した。

キャロンとバリカンが研のもとに駆け付ける。ライオンを心配するキャロン。しかし、ライオンはただ眠っているだけだと研。アルファガンの光線を赤色にすると、麻酔銃になるのだという。本当に眠っているかどうか確かめるバリカンだったが、ライオンのあくびで腰を抜かしてしまった。

内容について[編集 | ソースを編集]

  • 劇団ジュラルならぬ、サーカス団ジュラル。完全に人間に化け、アクロバティックな演技やライオンを意のままに操る術を見せた。彼らの回りくどさと実力が遺憾なく発揮されたと言えよう。
  • サブタイトルの背景の大テントには、「ピロピロ大サーカス」とあるが、司会は「ピエロサーカス団」と言っている。サーカス団の本当の名前は何だろうか?
  • 冒頭で流れているBGMは「美しき天然」(作曲:田中穂積)。田中氏が音楽の教鞭を執っていた私立佐世保女学校の愛唱歌から始まり、やがてサーカスやチンドン屋が呼び込みに演奏するジンタとして全国的に広く知られるようになった。
  • 第21話「キャロンへの贈り物」のキャロンのように、このピエロも「フアン」と言っている。
  • アルファガンには麻酔銃になる機能があるようだ。アルファガンが出す光線の色を黄色い光線ではなく赤い光線にすると麻酔銃になるらしい。だが、作中、赤い光線を当てられたライオンたちは眠ったものの、エリカは消えてしまった。どういうことなのか。まあ作画ミスだろうが。[1]なお、アルファガンの麻酔銃機能が登場するのはこの回のみ。

影響を与えた(であろう)主な作品[編集 | ソースを編集]

  • 洋画「悪魔の曲馬団」(1926年公開)
  • 洋楽「ライオンは寝ている」( “眠っているライオンたち” 繋がり)
  • TBSドラマ「宮沢りえの悪魔をやっつけろ!」(ヒロインが対決する “悪魔のサーカス団” 繋がり)

台詞[編集 | ソースを編集]

悪魔のサーカス団の台詞書き起こし

前回・次回リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 実際、他のジュラルを撃つ際の射撃カットの光線は黄色だったが、何故かエリカのみライオンと同じく赤く塗られてしまっている。