泉キャロン
泉 キャロン(いずみ - )とは、「チャージマン研!」に登場するキャラクターである。
概要[編集 | ソースを編集]
主人公である研の妹。金髪、赤いワンピース、リボンで留めたポニーテールが特徴。
年齢は7歳。第2話「危機一髪!!」においてキャロンの誕生日を祝っていることから、放映日を基準として計算すると誕生日は2067年4月2日ということになるが、バリカンの「真夏だというのに」という台詞から7~8月生まれの可能性もある[1]。これを踏まえると、第1話では6歳であると考えられる。7歳ということになると、当然学校に通っているはずだが、通学している描写は作中では見られない。未来の日本では義務教育制度が大きく変わった可能性もある。研が行くところにどこでも付いてくるようで、研のクラスが社会科見学などに行ったときは何故か付いて来ている。その点兄想いの良く出来た妹。巨大化や作画崩壊、空耳などネタには事欠かないものの、泉家の面々では比較的おかしな言動が少ない人物でもある。おしゃれ好きでお転婆な性格も歳相応の女の子らしいものと言える。
作画によってはスカートが異様に短く、見ているこちらをハラハラさせる事がある。第57話「南極遊園地」では、ありがた味もクソもない位にパンチラしまくる。
「チャージマンの妹」という重要な立場上、ジェーン人形(ジュラル星人の罠)に洗脳されたりキチガイピアノの先生(ジュラル星人)に洗脳されたり結構危険な目に遭っている。ジュラル星人のみならず、第19話「銀行ギャング キャロンが危い」では、キャロンが銀行ギャングの囚われの身になっても研に見捨てられたり、第62話「農業コンビナートの危機」では車から脱出する際に研のクッション代わりにされたりと、身内の兄からも酷い仕打ちを受けてしまっている。
スレンダーな美少女にもかかわらず、12話「野菜サラダが食べられない」では「美人になるのはちと、無理のようだね」と研に冷やかされ、39話「美人ロボットは殺しの使者」では「キャロンちゃんは美容院に行っても仕方ないのに」とバリカンにからかわれる。また、20話「ガールフレンドが出来た」では、研がミユキに「なあに、気にしてたら何も食べられないよ。でも、妹みたいにはならないでね」と言い、小馬鹿にされる。第45話「鳩時計が3時を指したら」にて、キチガイピアノの洗脳に簡単にかかり、研にナイフを向けたのも日ごろの扱いの悪さが遠因になっていたのかもしれない(もっとも洗脳が解けた後は『私の大事なお兄ちゃんを殺せやしない』と断言しているため殺意を抱いているわけではないが)。そんな研とは口喧嘩をする事が多いものの、普段は頼れる兄として深く慕っており絶対的信頼を寄せている。
作中では、結わえている髪を解くシーンが全くない。第39話「美人ロボットは殺しの使者」では、美容院にかかってもそのままで全自動卵割り機パーママシンに入っている。
外見に関する謎[編集 | ソースを編集]
両親と兄が茶髪、あるいは栗毛なのにも関わらず金髪であるが、金髪の遺伝子は栗毛に対して劣性なので栗毛の両親から金髪の子供が生まれる事はあるらしい。だが、金髪は日本人には見られない髪色であるため、泉家は日本人では無いのかもしれない。それならば「キャロン」という名前も納得がいく。
その他、次のような説が考えられる。
- キャロンは実子ではなくみなし子センターなどの施設で育った養子である。
- キャロンが生まれたとき一家が外国に住んでいて、現地の習慣に合わせてキャロンと命名、後に日本へ帰国した。
- ママが前の旦那との間にもうけた子供である。
- ママかパパの親の中にヨーロッパ系の人がいて、その遺伝子情報がキャロンに現れた(隔世遺伝)。
名前の由来[編集 | ソースを編集]
「チャージマン研!」企画担当の西野清市氏曰く、ピーター・フォルコス氏[2]の娘「キャロル」をそっくりそのままモデルにしたのだという。名前の由来が西野氏の当時の飼い犬からという研に比べればまだマシな部類かも知れないが、主人公の家族の国籍に全くこだわらない辺り、まさにナッククオリティである。
表情一覧[編集 | ソースを編集]
作画によって幼女から大人の風格までバラエティー豊かなのもナッククォリティのなせる業である。
その他[編集 | ソースを編集]
- 「
こわん怖い!」が口癖。このセリフが研のみならずキャロン達周囲の人物に対する危機的状況の度合いを表していると言える。 - 第4話「謎の美少年」では巨大化している[3]。
- 7歳にして美の追求に余念がなく、美容体操が日課でベジタリアンでもある(第12話「野菜サラダが食べられない」より)。
- 第16話「殺人レコード 恐怖のメロディ」では腹話術を披露している[4]。
- 第14話「闇夜に消えた大仏」では、大仏を攻撃しようとした研を制止する。7歳にして大仏の尊さを理解しているようである。
- 「ロックマン」シリーズのロールちゃんと設定が似通っている。